ケーススタディ

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令和5年度蒜山エリアにおける国立公園満喫プロジェクト推進事業

  • プロジェクト … 令和5年度蒜山エリアにおける国立公園満喫プロジェクト推進事業
  • クライアント … 岡山県自然環境課

本事業の舞台である蒜山エリアを含む大山隠岐国立公園は、環境省の「国立公園満喫プロジェクト」における先行的、重点的モデルとなる公園の一つに選定されています。

関係行政機関や地域関係者で構成される「大山隠岐国立公園満喫プロジェクト地域協議会」で策定された「ステップアッププログラム2025」に基づき蒜山エリアのガイド、観光スタッフ等の人材育成を行うため、研修を実施しました。

研修のキーワードは「インタープリテーション」。
自然・文化・歴史などを、わかりやすく伝えること。知識だけではなく、その背景にあるメッセージを伝えることを意味します。

 

第1回「わたしが伝えたいこと」

実際にフィールドに出て、講師によるガイドのデモンストレーションを実施しました。
またワークでは「わたしのヒトネタを考える」として、参加者それぞれが、①伝えたいことは何か、②どんな人に伝えたいか、を考えました。

【講師】
横山昌太郎 氏(森林インストラクター・博士(農学))

【参加者の声】
・実際の取組を見ることができて、その後の座学がより頭に入った。
・横山さんのガイドとても素敵でした。いまの社会に必要な感覚を教えてもらえる大切な役割だと感じました。
・蒜山ならでは、どう活用すれば良いのか考えました。
・伝えたいことを考えるのはすごく難しかったが、皆さんが考えることを知ることができ、それがすごく興味深かった。
・自分には足りなかった着眼点が知れて楽しかったです。

 

第2回「わたしのインタープリテーションスタイル」

講師陣によるトークセッションを行い、インタープリテーションへの理解を深めました。
ワークでは、自身が伝えたいことを伝えるためのストーリー作りを行いました。

【講師】
横山昌太郎 氏(森林インストラクター・博士(農学))
車浩一 氏((一社)大山観光局ツアーデスク部)
田口智子 氏(観光案内/野草茶生産販売)

 

【参加者の声】
・ガイドが楽しくないといけないことに改めて気づかされた。
・車さん、田口さん、それぞれ活き活きと観光案内や地域活動をされている様子を語られよい刺激を頂きました
・大山も蒜山も場所は違くても各々違う魅力があること。
・非常に意義深い講座。地域が役立たせなくてはいけないのですが、もったいない!

 

第3回「だれに、どう伝えるか?」

蒜山で実際に起こっている事例をもとに、自然環境・自然資源の保守の観点から、蒜山でのエコツアーの可能性を探りました。
ワークでは、相手に合わせた伝え方をテーマに、グループで話し合いを行いました。

【講師】
横山昌太郎 氏(森林インストラクター・博士(農学))
千布拓生氏(自然・いきもの・くらしごと/博士(農学))

 

【参加者の声】
・千布さんの蒜山の草原に対しての思いがよくわかり、今後の活動の参考にさせていただきます。
・パンフレットチラシの例は、ガイドや案内、接客等に関して、とても参考になりました。また、チラシ作成にもヒントになってよかったです。
・情報を伝えるポイントというのは、ガイドに限らずどのような仕事でも活用できるので大変参考になりました。
・豊かな自然とは何なのか。とても深いテーマだと知りました。伝統的なこと、科学や実験で解明されていくこと、地球の変化、さまざまな知識を吸収して自分なりに表現していく。ガイドさんの在り方が全く違うものになりました。
・うまくやろうとしなくても、自分なりのガイド、案内でいいし、より工夫して伝える、お客様に笑顔になっていただけることが1番だと思います。研修に参加してよかったです。

 

《成果》
フィールド学習を取り入れたことにより、参加者それぞれに実践的な学びが得られました。また、今後の担い手として期待される潜在層の参加を得ることができ、蒜山エリアでのエコツアー実践への機運の芽生えが見られました。

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