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地域エネルギーの好循環に向けた調査

  • プロジェクト … 地域エネルギー詳細調査(平成28年度『中山間地域における「ひと」「しごと」「資源」の好循環による地域の自立・継続に向けた支援方策調査』) (2016年度)
  • クライアント … 中国経済産業局

これまで化石燃料を主体としたエネルギー消費によって、燃料費をはじめとした莫大なエネルギーコストが地域外に流出してきました。また、中国地域においては産業部門のエネルギー消費率が全国的に見ても高く、省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入を率先して進めていくことが課題となっています。
一方、市町村においては、FIT制度の施行(2012年)や電力小売自由化(2016年)を背景として、地域において電力供給を担う「地域新電力」の設立が進むなど、再生可能エネルギー活用の機運が高まっています。

こうした中、省エネルギー及びエネルギーの地産地消という視点から中国地域におけるエネルギー活用の現状と課題、研究シーズを含めた今後の可能性について調査を実施しました。

中国5県の事業所40ヶ所及び全107市町村へのアンケート調査を行い、約30件のヒアリング調査、加えて各県の公設試へのヒアリングを実施。事業所における省エネルギーへの取組と地域における再生可能エネルギーの導入、そして地域新電力の先進的な取組について、現状を把握しました。

また、エネルギーの視点から地域における「ひと」「しごと」「資源」さらに「資金」の好循環をめぐる可能性についても検討を行いました。

      

これらの調査結果をもとに、今後の省エネルギー対策や再生可能エネルギーの導入の参考として特徴的な取組を事例集としてまとめています。

事例集は下記リンク先よりご覧になれます。

「『中国地域における地域エネルギーの取組に関する事例集』について」(中国経済産業局HP)

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