インターンシップ企業

協和地建コンサルタント株式会社

インターンシップ風景
■企業名 協和地建コンサルタント株式会社
■代表者名 代表取締役社長 石倉 昭和
■事業内容 温泉・水源開発、地熱・地中熱活用、地質調査・土質試験、測量・設計、地すべり調査・地すべり対策工事
■本社 島根県松江市東津田町1326-1
■ホームページ http://kyouwacc.com/

受講生がみた「協和地建コンサルタント株式会社」ここがポイント

1. 企業の印象
島根県内ではトップの実績を誇る温泉・水源開発や、あらゆる事業に欠かせない地質調査など、地質と地下水に関するスペシャリストとして、県内全域のみならず中国エリアを中心に活躍の場を広げている同社。その技術を駆使し、地熱・地中熱などの「足元に眠る地域資源」を有効活用する新しいエネルギー分野にも関わっていけるのが、ここでの仕事の醍醐味だと感じました。また、近年注目が高まる防災分野でも、地滑り対策において豊富なノウハウを蓄積しています。地層の特性上、地すべり指定地区数が全国第2位という島根県だからこそ身に着けられる技術がここにはあるのでは、と感じました。
2.「顔の見える技術者であれ」
  専門性の磨きあげと地域からの信頼が社員満足の要
地域の建設コンサルタントとして「顔の見える技術者」であることを大切にしているという石倉社長。技術者自ら地域に暮らし、住民との関わりの中で、課題の本質を知り、少しずつ時間をかけながらプロジェクトを進めていくスタイルが、同社のスタンダードとのことです。技術者として専門性を突き詰めるだけでなく、住民として地域に密着することで、地域からの信頼だけでなく、技術者自身も高い満足度を得られる仕事になっているようです。
地域に根差すことを大切に考えている同社だけに、地元の出身者やUターン者が多いそうだ。実際にお会いした温泉・水源開発室主任の岡崎さんも地元出身者。彼女を含め、女性社員の姿も多くみられ、「従業員の幸せを実現できてこそ、良い仕事ができる」という経営理念通り、プライベートを大切にしながら働ける職場だという印象を受けました。
3. 社長の人となり
同社の三代目社長となる石倉社長は、若い感性の持ち主。本社ビルを地中熱利用のショールームとして活用したり、中国地方初のバイナリー発電所を手掛けるなど、新しい試みにチャレンジしていこうとする姿勢がうかがえました。また「地方創生の一番の肝は、若者の定住」だと考え、そのためにも地域にやりがいのある仕事を生み出していかねば、という強い使命感を持って同社を牽引している姿に感銘を受けました。
4. 訪問を終えて
同社のチャレンジのひとつである「地熱バイナリー発電」は、その実力を発揮するために約70℃以上の地熱が必要なのだそうですが、その条件さえ整えば、発電後熱水の2次利用も含めて、これからのエネルギーとして十分に期待できると感じました。日本のような温泉大国であれば、同社のこのチャレンジには多くの可能性が秘められていると感じました。島根の温泉地で培った高い技術力を持つ同社は、特に地元志向のエンジニアにとって、十分に魅力的な企業だと感じました。

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