インターンシップ企業

株式会社バイタルリード

インターンシップ風景
■企業名 株式会社バイタルリード
■代表者名 代表取締役 森山 昌幸
■事業内容 交通政策などの公共政策コンサルティング、GISなどを用いたシステム開発、あいのりタクシーなどの旅行代理業(第3種旅行業務)
■本社 島根県出雲市荻杼町274番地2
■ホームページ http://www.vitallead.co.jp/

受講生がみた「株式会社バイタルリード」ここがポイント

1. 企業の印象
島根県出雲市に本社を置く、株式会社バイタルリードは、公共政策コンサルティングを柱とする事業を展開しています。
早くから公共交通計画など地域の交通システムに関する調査・計画策定・システム開発などに特化し、「交通計画といえばバイタルリード」という信頼のブランドを構築してきました。
また、社員の技術力を高めることで、自社開発商品を多数展開しています。カウンター機器とアンドロイド機を組み合わせたバスの乗降カウンター「馬須野かん太」、在宅医療現場において、簡単操作で情報共有をサポートすることができるアプリ「連楽ノート」、デマンドバス(タクシー)の予約を管理するWEBアプリ「デマンドタクシー予約運行システム」など、地域の交通や福祉の現場ニーズから生まれたアプリやシステムが好評です。
2. 研究者肌の経営者が率いる「学び」を大切にする専門家集団
訪問前の講座での印象は、「ブルーオーシャン戦略を推進する、先見の明のある経営者」がいる専門家集団。 実際に企業訪問でお会いした森山社長は、穏やかで誠実に事業に取り組む研究者タイプの経営者でした。若い頃は東京都内のゼネコンで働き、Uターン後は働きながら大学院等で学び直すなど、常に事業価値を高めるための知識やスキルの修得に積極的に取り組んできました。
こうした姿勢は、社員教育にも反映されており、社員向けにeラーニング・システムを導入。また、研修受講費助成制度も設けるなど、社員教育・人材育成にとても熱心に取り組まれており、その徹底した経営方針に感銘を受けました。
3. 訪問を終えて
このほか、同社ではJR三江線廃線後のあり方についての検討や出雲大社前の神門通りの景観形成事業にかかる合意形成の取り組みでも高い評価を受けています。 また、交通政策コンサルティングで培ったノウハウを生かし、第3種旅行業務の資格を取得による「あいのりタクシー」事業も実施しています。同様の取り組みは、これから東京都内でもスタートするのですが、同社がこのような仕組みを早くから開発・実施してきたことに驚きを感じました。 地方ならではの公共交通への期待、役割を現場の視点で分析、整理しながら、自ら課題解決につながるサービスを開発・提供している同社の事業には、地域に根ざした企業でなければできない事業領域が存在していることを改めて感じた訪問でした。

しごとカレッジと連携して、東京都内のリトルトーキョーで開催された「ぐるりの食卓」。
島根県内企業への取材と地元の食を囲みながら、企業のみなさんと都内参加者が語らう、すてきな企画でした。

下記のリンク先からそのレポートをご覧いただけます。
ぐるりの食卓

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