インターンシップ企業

有限会社オーリー

インターンシップ風景
■企業名 有限会社オーリー
■代表者名 代表取締役 太田 利昭
■事業内容 タイヤ、ホイール、カー用品販売
■本社 島根県松江市南田町124-78
■ホームページ http://www.ollee.jp/

受講生がみた「有限会社オーリー」ここがポイント

1. 企業の印象
  タイヤ愛にあふれる社長がスタッフとともに築き上げた自由な社風
タイヤ愛にあふれる太田社長を松江本社に訪ねてみての印象は、熱いハートをもった経営者という感じでよい意味での衝撃を受けました。
社長によれば、業務には繁忙期とそうでない時期で業務量に差があるとのこと。年間通じての繁忙期は3か月程度とのこと。
一方、社員教育にはとても力を入れており、当日お会いした女性スタッフの方も、すべての業務工程をきちんと理解できていないと、ある工程だけができても質の高い仕事にはならないとの考え方から、基礎から技術を習得する機会がしっかり設けられているという印象でした。
企業訪問ではスタッフの方ともお話ししましたが、なんでも直接社長に話せる、とても自由で風通しの好い雰囲気を感じました。スタッフ一人ひとりが日ごろ感じていることをストレートに社長にお話できる社風にはとても魅力を感じました。
2. 地域とのつながりを大切に、ブレない経営姿勢で信頼される経営者
太田社長は強いタイヤ愛とともに、地域とのつながりを大切にしており、地域活動に熱心に取り組んでいるとのこと。こうした地域のつながりから、社長の人柄に共感を覚える方が増え、その信頼感が顧客を生んでいるという面もあるようです。
また、根っからの車好きで、いつも徹底的にタイヤのことを考えている人で、タイヤを軸にものを考えている方です。
このような地域とタイヤを愛する太田社長の経営方針は、自ら開催している「太田塾」などを通じて社員にも受け継がれています。自らが構想する事業を自身ひとりで成し遂げようとするのではなく、共感してくれる社員、特に若い世代の人材を育成することで挑戦しようとする姿勢に心を打たれました。こうした活動は、商品である「タイヤ」との関わり方について深く考えることで、同社の社内のつながりを強いものに育てているのではないかと感じました。
3. 企業が描く展望
  早期の事業承継による新領域への挑戦をめざす
将来的には中核事業であるタイヤ販売事業については、できるだけはやく次世代経営者に引き渡すことで、さらなる成長を求めていきたいとのこと。
太田社長自身は、将来の目標として、障がい者福祉施設や幼児教育施設の運営など、地域のなかでの多文化共生を推進する事業の展開を構想しているそうです。
4. 訪問を終えて
今回の訪問を終えて、同社の印象に残ったポイントは「若手の育成と積極的な登用」「明るく自由な社風」「地域に密着した社会貢献活動」であった。
ご自身の仕事に、強い信念をもって働き、実践する太田社長のようなひとになりたい、と思えた心に残る企業訪問だった。

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