インターンシップ企業

山善商会有限会社(おつまみ研究所)

インターンシップ風景
■企業名 山善商会有限会社
■代表者名 代表取締役社長 土江 拓也
■事業内容 おつまみ販売。殿町ラボは「おつまみ研究所」直営店
■本社 島根県松江市竹矢町51-1
※殿町ラボ:島根県松江市殿町198-1
■ホームページ https://www.e-otsumami.jp/

受講生がみた「おつまみ研究所」ここがポイント

1. 企業の印象
観光松江のユニークな交流スポット・約120種類のおつまみカウンターバー
山善商会有限会社が展開し、全国のおつまみを販売する「おつまみ研究所」。殿町ラボは「おつまみ研究所」の直営店として、観光客の多い松江城下エリアに1年前にオープンしました。
同社は卸売業が中心で、これまで個人ユーザー向けの展開は、ネット販売のみでした。それを「お客様の反応を直接感じ、より高品質なサービスに活かしたい」との思いからこの直営店を開設しました。
殿町ラボでは、同社が販売する、素材にこだわった約120種類のおつまみを試食できる、立ち飲み形式のカウンターバーです。
今回、ここでのおしごと体験を指導いただいたのは遠藤店長さん。土江社長の妹さんです。笑顔が素敵なやさしい雰囲気の女性で、「松江に来てここで過ごした楽しい時間を、おつまみのお土産とともに持ち帰ってもらえたら一番うれしい」との思いでカウンターに立っています。社長やスタッフの方の明るく朗らかなキャラクターは、ラボの雰囲気をとても風通しのよいお店をつくっていると感じました。
2. "OTSUMAMI"として世界共通言語に!
  夢の実に挑戦するソフトで誠実な経営者
土江社長はとても気さくな方で、「若者の目でみた疑問点や新たな提案を遠慮なく教えてほしい」と声をかけていただきました。土江社長は、「本当は私もラボのカウンターに立ってお客さんと会話する仕事をしたいんですよ」とのことで、お客様とのコミュニケーションを大切にする顧客重視の経営者意識を強く感じました。また、「おつまみ」という軸がぶれなければ、業態は現在のカウンターバー形式でなくても、ドライフルーツにこだわったカフェのような展開にも関心があるとのことで、社員にも自分のやりたい仕事をどんどん提案し、チャレンジしてほしいとお話されていました。
また、「おつまみを“OTSUMMAMI”として世界共通言語にしたい」という夢を実現させるべく、着実な成長をめざす経営計画を立案されており、夢に向かってしっかり事業を展開される堅実性も感じることができました。
そして、なによりとてもソフトで誠実な土江社長のお人柄そのものが、社風を体現していると感じました。
3. 訪問を終えて
2日間のおしごと体験の結果、いくつかの気づきがありました。例えば、カウンターバーではキャッシュオンで支払う仕組みになっていることから、プリペイド方式(回数券など)にすることで、リピーターを増やしたり、一回当たりの注文回数を伸ばしたりすることができるのではないか、ということ。また、場所柄、若い人たちの立ち寄りも多く、リーズナブルでおしゃれなお店であることから、よりターゲットにリーチできる手法として、SNSを使った情報発信を工夫すると訴求性が高まるように思いました。
訪問を終えて、高校生の頃に思っていたふるさと松江や島根のネガティブなイメージが消え、しまねの魅力を発見することができたと感じています。

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